ハクモクレン

国道171号線のドン・キホーテ箕面店前から茨木方面に車で走って一つ目の信号交差点、「稲2丁目」の交差点があります。そこで右手にふと目をやると、白い花が満開に咲くひと際大きな木が目に飛び込んできます。

遠目で見ると木にこんもりと雪でも積もったかのように、陽光に輝いています。近づくと、白木蓮(ハクモクレン)でした。ちょうど今の時期、どこでも満開ですが、道路わきにこんな目立つ木が1本だけ植えられているのも珍しいです。

純白の花弁の下の方はほんのりとピンク色がかっていて、なんともいえない上品さがあります。鼻を近づけてみると、大きな花の割にはそれほど強くはないのですが、柑橘系の香りがツンっとします。

木の足元には早くも白い花弁が散って広がっています。木の下に立つと、純白の花びらたちを通って日の光が淡く変換され、そこらじゅうがぼわっと照らされ、足元に広がる花びらと相まってなにかここだけ、特別な場所のような雰囲気に酔いそうです。

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